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
19年4月に始まる特別支援教育。
これまでの特別教育の対象からさらにADHDやLD、高機能自閉症といった発達障害を持つ子どもが新たに特別支援教育には含まれることになった。
本書はそのような発達障害について、教育と医療の面から支援の方策を考えたものである。
発達障害の対応には、リタリンが効果を上げるADHDを除けば医学的な余地があまりないといわれている。となれば本人は如何に上手く障害を付き合っていくか、周囲は如何に上手く支援・援助していくか。そこが人生を送る上で最大の課題になる。
まず、最初は教育場面である。この時期に適切な指導が行われとその後の人生もうまく送れることが多い。
本書は(おそらく)現場の教員を対象としたものであり、各障害の説明も医学的用語を努めて使用せず、現場の教員に理解しやすいように障害の特性や対応について書かれている。
最も力を入れているのはプロフィールの解読と個別の指導計画である。
これから特別支援教育で重要になってくる分野であるが、まだまだ十分に普及しているとは言い難い。
子どもたちのために、この様な本を読んでますます修養に励みたい。
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